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季節の変わり目 【冬→春】の健康管理について①

季節の変わり目 の健康管理

 
冬から春の 季節の変わり目 に、毎年体調を崩したり症状が出たりする方が、当院にはたくさんお見えになります。

花粉症や風邪(インフルエンザ含む)、頭痛、腰痛、うつなどの訴えもこの時期に多く聞かれます。

このようなお客さまに伺ったお話から多くのことを学ばせていただきました。
 

症状とストレスについての誤解

 
きびしい寒さが和らいだころにあらわれる症状は数多くあります。

花粉症、風邪、頭痛、腰痛、めまい、アレルギー、うつ・・・毎年こうした症状に悩まされる方にとっては嫌な季節かもしれません。

 
この時期の不調に関して、むつう整体が考える『健康の在り方』の観点から書き綴ってみたいと思います。

辛い症状に悩まされたとき、「症状」や元となる「状況」を『わるもの』と捉える方が多いようです。

ですが表面にあらわれる症状は、実はからだが発してくれる大事な『サイン』であることがほとんどなのです。

わたしたちの身体の『環境適応能力』が限界にきてますよ ― という身体からのメッセージなのです。

 
からだは絶えず「からだの外側の環境にうまく適応して内側の健康を維持しよう」として休まず働いてくれています。

温度、湿度、気圧、ウィルスや菌、吸気や飲食物とともに体内に侵入する異物(花粉やカビなどの自然物、環境ホルモンや香料・添加物などの化学物質を含
む)など、からだが健康を維持するために対処しなければならないものは無数にあります。

これには「急激な環境の変化」も含まれます。「木の芽時(このめどき)」と言われる季候の移り変わりが激しい今の時期は身体にかかるストレスも大きいことでしょう。

こうした数多のストレスにさらされて限界がやってくると、それを教えてくれるシグナルとして症状が現れるのだといいます。

そして症状を抑え込む処置をしたり、無視したりしていると、症状が悪化したり、別の症状が現れてきたりします。

 
マスクをつけたり、まめに掃除するなど、環境に対してできる対策はあるものの、個人の力ではどうにもならないものもたくさんあります。

環境へのアプローチ以上に大切なことは、自分自身の健康レベルを引き上げることです。

健康レベルが低下している状態では、環境から受ける数多のストレスに対処する能力が弱まっています。

元来もっている力を十分に発揮できれば、ストレスの許容量ストレスに対処できる量も増え、健康レベルが低下しているときと比べるとずっと身体に余裕が生まれるでしょう。

 
例えるならば ―

低い健康レベルは、ストレスを受け入れるコップが小さいためにすぐに一杯になり、一滴加えるだけで溢れてしまう状態と言えるでしょう。

健康レベルを引き上げると、ストレスを受け入れる容量が大きくなるだけでなく、免疫機能・排毒作用・代謝作用が力強く働けるようになり、ストレスを溜めこみにくくなります。

つまり、もともと持っている自分自身の身体の働きを十分に発揮しつつ、その適応能力の範囲内で生活することが、健やかに暮らすためのベースとなるということです。

 
健康レベルを根本から引き上げるためには、歪みを整えること衣食住を整えること適度な運動といったことが挙げられます。

どんなストレスに敏感かなどには個人差があり、教科書的なアドバイスができないので、個人的なご相談がおありの方はぜひ当院までお気軽にお問い合わせください。

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