むつう整体では「イネイト」という言葉をよく使います。イネイトを直訳すれば「先天的な」という意味になるのですが、語源はin とnatureからきている派生語 [ in-nate]ですのでむつう整体では「内なる自然」という意味で使っています。正式にはイネイトインテリジェンス=内なる自然の叡智」のことであり、誰でもが備えている普通の能力です。
「イネイト」はあらゆる生物の生命活動の原動力です。食べる、歩く、息をする、眠る、考え事をする、生まれる、成長する、ケガを治す、感染症から身を守る、環境に適応する、発明、発見するなど、その他全ての生命活動は脳という発電所と神経という電線のつくる神経システムにより営まれています。
そのシステムを動かしているのが、匂いも、形も、色もなく触ることもできないけれど、確かに存在している力「イネイト」であり、病気からの回復も、健康を維持する能力も、つまりは「イネイト」のなせる技であります。
卵子と精子がミクロの世界で巡り会い、生命が誕生する現象も、どのような力やシステムがそれをやり遂げてくれるのか? あらためて考えたら驚くべき完璧さで神技が体内で活動しているのです。  
自然はいつもこうやって体内であたり前のように、奇跡的と思うほどの営みを続けています。
そしてあまりにあたり前すぎて、その存在を殆どの人が忘れているというのが現実です。
私たちの体内にそんな凄い力があるのだと気づいたら、何だかワクワクしてきませんか?
超能力などと言われてもてはやされている力なんて、実はたいしたことではないのだと気づきます。
「イネイト」という驚くべき力によって私たちが生かされていることに気づくと、その力が自分の病気を治していくことはもとより、今まで自分が考えて下していたと思いこんでいた善悪の判断も、正気・狂気の区別も実は深いところで自らの命、つまり「イネイト」の声に従っているだけだとわかります。
そして私たちに、限りない夢や未来を切り開く力を、その内側から湧かせて、人生を創造的なものに満ち溢れさせてくれるのも「イネイト」にほかならないことも知ります。  古来よりどの民族も、全ての生命を生み出した力、人間が考え得る能力をはるかに越える自然の叡智のことをさまざまに呼んでいました。
アメリカインディアンはそれを「グレートスピリット・大いなる魂(精神)」と呼び、その他の国でも、「時を超えた智慧」、「普遍の叡智」、「絶対の存在」などと名づけていました。  
西洋キリスト教の国では、それを「ゴッド・神」と呼んでいます。
私たちむつう整体では、それを「ユニバーサルインテリジェンス」・「大宇宙の叡智」と呼んでいます。
この「大宇宙の叡智・ユニバーサルインテリジェンス」と「小宇宙の叡智・イネイトインテリジェンス」は全く同じであり、皮膚一枚外側にあるか内に存在するかで便宜上呼び分けているだけなのです。
私たちは、生きていくための全ての能力を内側に与えられているのです。

 
 
もう私たちは病気の改善のために、青い鳥を求めてあちこち外を探しまわる必要はありません。
幸せの青い鳥・イネイトインテリジェンスは私たちの内に住んでいるのです。
むつう整体は、この「イネイト哲学」という考え方を根本に成り立っています。